RESERVE

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髪と水

2018.11.19
Lucido Style Ruttu 志木店

こんにちは!!

 

Lucido style Ruttuのハヤシです!!

 

前回、髪が傷むってどういう状態のこと!?

に引き続き。

 

 

ヘアダメージに関して重要なもの

 

ダメージに関して大切なものは”髪の毛の水分”がとても大切になってきます!

 

髪の毛の中には”結合水””自由水”という特殊な水分が存在します。

これらの水分は、ドライヤーなどで髪の毛を乾かしても、毛髪の内部に残っている水分です。

この自由水と結合水は健康な髪で約12%ほど髪の中に蓄えられています含まれております。

 

自由水

自由水というのは、その名の通り髪の中で、自由に動く水。

空気中の水分(湿度)の変化に応じて自由に髪の中と外を出入りしたりします。

湿度が高いと、髪も湿気を吸い込み自由水が多くなります。

また、空気が乾燥していると、髪の中から外へと出てしまい髪も乾燥します。

約12%のうちの約7%がこの自由水となっています。

 

結合水

ドライヤーで髪を乾かし切っても髪に残る水分のうち約7%の自由水を除いた約5%以下の髪のタンパク質と結びついている水。

この結合水は、”1次結合水”と”2次結合水”に別れており、

1次結合水は髪の内部のタンパク質と結びついているため、簡単には出て行きません。

それに比べ2次結合水は髪のタンパク質についている、1次結合水にさらにくっつく水分で、これは一次結合水と比べると比較的動きやすい。。

この2次結合水は髪を濡らしたり、湿気で2次結合水が増えたりすると1次結合水から離れてしまいやすいです。

 

なぜ水分が大切なのか!?

ここまでくると、少し見えてくるのではないでしょうか!?

髪を濡らすと膨潤して、自由水の割合が多くなります。

そして、2次結合水が1次結合水から離れます。

 

この結合水、自由水こそが髪の柔軟性を保っているものです。

特に結合水

・氷点下でも凍らない、

・200℃ほどの高温まで耐えられる

という特徴を持ってますが、同じ水には弱いのです。

 

髪が濡れた状態から乾いていくとき、

外部から入ってきた水分が外に出て行きます。

この時、自由水と2次結合水も実は少し流れていってしまっているのです。

 

そして、カラーやパーマなどの施術。

これらは薬品を使って、髪のキューティクルを開けたり、メラニン色素を減らしたりや、タンパク質の結合を切ったりしているため、ノーダメージということはありません。

 

キューティクルが負担に耐えかね少なくなると、髪の中身がむき出しの状態、

さらに、毛髪内部のタンパク質に結合水、自由水はくっついているため、

パーマのお薬でタンパク質結合を切り、変形させるとということは、、、、

そうです。つまり元々水を蓄えているダムの壁を少しずつ壊していくようなもの。

いづれそこから栄養は抜け出ていってしまいます。

 

 

では、何が大切なの!?

上記のような言い方をするとちょっと怖く聞こえますが、

カラーを楽しんだり、パーマでイメージを変えて見たり、

はたまた、髪の悩みを解決するためには必要な必要なことだったりしますよね!?

特に、白髪が気になったり、癖が強くてどうにもこうにもまとまらない。。

なんて方は多いのでは!?

 

髪の水分やそれを蓄えているタンパク質など、

それらにいかに負担をかけないように施術できるか、、、

そして、自宅でのケア。

365日のうち、美容院に通うのは月一回でも12回。

残りの353日は自宅でのケアなのです。

結局これが大切です。

 

髪の状態を見極めて、必要なところに必要な分の薬剤で施術する。

そして、その後は必要以上に負担がかからないようにケアをする。

これに尽きますね!

 

髪質は10人いたら10通り。

また、髪の毛は生き物だと考えています。

毎回毎回、同じ状態てはないはず。

カラーをした、パーマをした、はたまた乾かさないで寝てしまったり、、などなど

日々様々な要因で変化しているかと。

 

僕もまだまだ未熟ですが、精一杯お客様が素敵なヘアスタイルで、

毎日、楽しく過ごせるようにお手伝いしたいです!

 

髪でお悩みの方、美容院を探している方。

ぜひ一度体験して見てくださいください!